屋久島旅行記 その4

さぁそろそろおしまいにしましょう…。













ウィルソン株から縄文杉までは一時間強。ここからも急な上り坂が続く。


森の美味しい空気をすいながら歩いていると、身体の中が綺麗になっていくような感じがした。


歩いていると所々からホースが出ている。
そこから出る水は浄水することなくそのままを飲める。
登山口からペットボトルで持ってきた水分も底をつく頃。ポカリスエットの粉を入れ、その水を汲むのも良い。
屋久島の水は超軟水。
やわらかいんですよね。
美味しかった。


樹齢3000年以上の大王杉、樹齢500歳差の年の差カップル、夫婦杉。






メデューサのような姿。


そして…


推定樹齢2170年から7200年、
樹高25.3メートル
幹回り16.4メートル。


屋久島のシンボル。






縄文杉
やっと…
たどり着いた。


心からホッとした。


社会人になってからというもの、
なかなか達成感を得る経験に乏しい。


登山には
登頂、という目標、終わりがある。


…いいですね、登山。


縄文杉を眺めながら
しばし余韻を楽しみました…。






同じ頃、ここにたどり着いたグループのガイドさん、ポケットから出して木に飾ってました


こだま(笑)


写真撮らせてもらいました




帰り(下り)は
よくこんな所、登ってきたな…
という段差。
足の踏み場を確認しながら慎重に下山。


達成感に満たされた心と体には
疲れを諸共にしない力があるんだな。


人間ってすごい。


そして帰りのトロッコ道の子供達の足取りは、行きの数倍スピーディーだった。


おかげでゆっくり苔の写真も撮れないよもぉ二度とここには来ないかも?なのにね…


予想よりはるかに早い16時。
出発ギリギリのバスに飛び乗り
縄文杉とお別れをした。




おわり。


文才に乏しい下手くそな旅行記
最後までお読みくださった方がいらっしゃるとしたら。


ありがとうございました